Column コラム
山本 崇雄
- 横浜創英中学・高等学校副校長
- 教育系コンサルタント
Never too late
2020.10.01

朝晩とだいぶ過ごしやすい季節となりました。
あっという間に10月を迎えます。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は僕の座右の銘(大切にしている言葉)を紹介しようと思います。
It’s never too late to do anything in life.
ー人生に何かをするのに遅すぎるということはない
安藤百福(1910-2007)
安藤百福さんは日清食品の創業者です。
世界で初めてインスタントラーメンの「チキンラーメン」を
発明したことで世界に知られています。
この発明をしたのが大体今の僕と同じ年齢の時。
常に新しいものを追求し、年齢に関係なく努力をし続け、
「カップヌードル」を開発したのが61歳。
宇宙食の開発を宣言したのは何と91歳の時でした。
プロジェクトチームを結成し、自ら陣頭指揮をとって開発がスタートしたといいます。
宇宙食ラーメン「スペース・ラム」は、無重力状態でも
スープが飛び散らないようにとろみをつけ、
麺を一口で食べられる大きさや形にするなど、さまざまな工夫を凝らして完成しました。
年齢を感じさせない挑戦はとても素敵ですよね。
でも、僕らは年齢や締め切りまでの時間をついついできない理由に挙げてしまいます。
もう新しいことに挑戦するなんて時間がない。
締め切りまであと数日しかない。
今更頑張っても間に合わない。
このように、できない理由の一つとして挙げてしまうのが時間です。
でも、安藤さんの人生には締め切りという概念がないように思います。
たとえ、形式的に締め切りが決まっていたとしても、やりたいことを止める必要はありません。
Peace will come to the world when all its people have enough to eat.
「みんなに十分な食べ物がいきわたれば世界は平和になる」
これが安藤さんの最上位の目的です。
そんな彼の思いが世界中で高く評価され、尊敬される大きな理由になってます。
「チキンラーメン」や「カップヌードル」はそのための手段であって、目的ではないのです。
パブリック・リレーションズでは目標設定が重要になります。
皆さんの「なりたい自分」という最上位の目標はなんですか?
最上位の目的を達成するために、日々行動していく。
この営みには締め切りはないのです。
そして、目標達成のための指針として、パブリック・リレーションズが役に立ちます。
たとえ、思うような行動ができなかったとしても、諦める必要はありません。
自己修正しながら進み続ける。
何事も遅すぎるということはないのです。
何かに行き詰まる時、チキンラーメンを食べてみましょう(笑)
安藤さんの諦めない気持ちを想像しながら。
すると、何か力をもらえる気がします。
「遅すぎることなんてないんだ」
また、歩き始めればいい。そう思えます。
山本 崇雄
→安藤百福さんについて知りたい方は以下のサイトへ
日清食品安藤百福クロニクル
https://www.nissin.com/jp/about/chronicle/
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