Column コラム

「挨拶のすゝめ」

2020.12.22

こんにちは、みなさん。

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、
11月から教育新聞で
「21世紀型の関係構築術〜パブリックリレーションズとは?〜」
という連載をさせていただいております。
先日、無事に最終回(第11回)を迎えることができました。
まだお読みでない方もログがありますので、
ぜひご覧になってみてください。
https://www.kyobun.co.jp/tag/p20201106_tag/

そんな連載の裏話を1つ。
連載の前、「タイトルをどうしようか?」と日本PR研究所の方々や、
教育新聞の編集の方と考えていたときの話です。

PRを知らない読者の方々に、タイトルだけで概要を分かっていただくのがベストです。
いろいろステキなワードが出てきたのですが、
「関係構築術」というワードを使うことにしました。
パブリックリレーションズ(PR)、それは良好な関係性を作るための実践そのものなのです。
とても良いワードが誕生したと思います。

さて、PRが少しずつ認知されていっている昨今ですが、
「具体的に何をどうすればいいの?」とよく聞かれます。
そんなときに私がオススメしているのが、誰でもできる「挨拶」です。

え?そんなの「簡単じゃん」とお思いになるかもしれませんが、
私は、マンションで会う人、コンビニやレストランの店員、
娘の保育園ですれ違う保護者・先生などなど、挨拶しまくりです。
もちろん、学校の中では生徒・職員・守衛さん・業者さん等々、すれ違う全員と挨拶しています。

なぜそんなに挨拶するのか、とお思いの方も多いと思います。

挨拶はタダでできる、最も簡単な関係構築術なんです。
挨拶されて「損した!」と思う相手は誰もいません。
こんなにコスパがいい関係構築術はありません。

私が挨拶する際に心がけているコツが2点あります。
①先に挨拶する!
共に「相手に挨拶されたら挨拶を返そう」と思っていると、挨拶は生まれません。
児童・生徒に「先生よりも先に挨拶してね!」と指導すると、
びっくりするほど挨拶があふれる空間になりますよ!
ぜひ皆様が私と会うことがあれば、私よりも先に挨拶してみてくださいね(笑)

②笑顔で挨拶!
これも「簡単じゃん」と思うかもしれませんが、鏡の前に行って笑顔で挨拶してみてください。
普段その笑顔で挨拶してますか?
笑顔で挨拶されて「損した!」と思う相手は、これもいませんので、
ぜひ笑顔で挨拶してみてください。
先生に多い気がするのですが、児童・生徒に対して「真顔で挨拶する」のはなぜですか?
笑顔のほうが絶対に良い関係性が作れます。
そして、笑顔は女性より男性の方が苦手、という統計があるそうです。
女性はお化粧をする方が男性より圧倒的に多く、
普段から鏡で自分の顔を見ているからだと思います。
男性も鏡の前でぜひ笑顔(口角を上げる)の練習をしてみましょう!

【番外編】知っている相手には「(相手の名前)さん」と言ってから挨拶する。
一瞬ですれ違うような相手や、相手が団体で動いていた場合に名前を言うのは難しいですが、
これもまた言われて嫌な人はいません。
できそうなときは名前を呼んでから挨拶をしてみてください。

以上、最低でも①と②の2点を実行していただけたら、
挨拶しただけで「この人はいい人かも」と思ってもらえます。

どんどん挨拶して、良好な人間関係を作っていきましょう!